冷蔵冷凍ウィングの
買取について
冷蔵冷凍ウィング (リーフリーザーウイング/フリーザーウイングとも呼ばれる)は、通常のウイング車に冷却・保冷機能を組み込んだ特殊車両です。 荷台の側面がウイング状に開閉できるため、フォークリフトによる積み下ろしが可能な利便性と、庫内の温度管理性能を両立させられる点が大きな強みです。 実際、倉庫バースが混雑している現場や、屋外荷卸し環境では冷蔵冷凍ウイングが選好されるケースもあります。
この種の車両を買取に出す場合、査定対象となる要素は以下の通りです。
- 冷凍機・冷却装置の状態(温度到達能力、故障・修理歴など)
- ウイング構造(ヒンジ、開閉部、ロック機構の可動性)
- パネル・壁板の断熱性・気密性・腐食・損傷状況
- 庫内の床・壁・天井状態(断熱材の劣化、シーリング材の劣化、汚れ・臭気など)
- 年式・走行距離・メンテナンス履歴
- 書類の完備(整備記録、冷媒交換記録、冷却装置保証書など)
冷蔵冷凍ウイングは構造が複雑なため、冷却機構が正常に稼働していることが査定額を大きく左右します。動作不良や大規模な修理履歴があると査定額が大きく下がるリスクがあります。
活用していない冷蔵冷凍ウィングがあれば一括査定をご利用ください。
目次
冷蔵冷凍ウィングの
買取事情
実績と市場価格の傾向
冷蔵冷凍ウイング車は、一般的な大型トラックやウイング車と比べても中古市場で高単価の取引が見られます。弊社加盟店の例では、冷蔵冷凍ウイングの買取相場を300万円〜400万円程度と案内しており、三菱ふそうの中古ウイング車が358万円で取引された例を紹介しています。
複数の弊社加盟店でも冷蔵冷凍ウイングを対象に高額買取をアピールしており、実際の買取実績一覧には、2016年式のギガ冷蔵冷凍ウイングを1,632万円で買取した例があります。
ただし実際には、使用年数や利用状態によって価格差は大きくなるため、冷蔵冷凍ウイングの買取を検討する際は、複数業者で比較査定を取ることが非常に重要です。
リスク・減額要因
冷蔵冷凍ウイングを買取査定する際に、以下の要素が減額要因になりやすい点を押さえておきましょう
- 冷却装置の故障や非定格到達(目標温度に届かない)
- 冷媒漏れ・冷媒改造や非純正冷媒使用歴
- ウイング機構(ヒンジ・ロック・パネル開閉装置など)の不良・曲がり
- パネルや庫内の錆・腐食・断熱材劣化
- 臭気・汚れの蓄積、庫内壁面の劣化
- 改造・架装の履歴(不適切な改造があるとマイナス評価の可能性)
これらのマイナス要因が重なる車両は、査定時に大きく価格を下げられる可能性があります。
冷蔵冷凍ウイングを
高く買取してもらうコツ
下記は、冷蔵冷凍ウイングを売却する際に査定額を伸ばすために有効な準備と対策です。
- 冷却装置の動作確認とクリーニング:冷凍機・コンプレッサー・配管系統が正常に稼働するか、冷媒漏れチェックなど点検しておきましょう。庫内や冷却機周りの汚れ・埃を除去し、見た目を整えることも評価につながります。
- ウイング構造と機構の点検・修理:ウイングのヒンジ、ロック、支柱、開閉ガスダンパーなどが滑らかに動くか確認。異常があれば修理または調整しておくと査定にプラスです。
- 断熱・気密性の補修:パネル間のシール材・コーキングの劣化がないかチェックし、隙間や亀裂が見つかれば補修。断熱材が劣化している場合は交換や補強を検討する価値があります。
- 整備記録・冷媒交換履歴・保証記録の提示:冷媒交換履歴、整備記録簿、冷却装置の保証書やメンテナンス履歴があれば査定士に提示することで信頼性が上がります。
- 仕様・装備の明確な伝達:冷凍・冷蔵温度レンジ、庫内仕様(2室式・ハイルーフ・断熱仕様など)、追加オプション(温度制御装置、モニタリングシステムなど)があれば査定前に伝えておきましょう。
- 複数業者への査定依頼:冷蔵冷凍ウイングの専門性を理解する業者と、中立的な買取業者、架装業者など複数に査定を依頼し、見積もりを比較して最も条件の良い選択をしましょう。
- 売却タイミングの見定め:食品流通・物流需要が高まる時期(年末・夏季など)や、業界ニュースで冷凍車需要が上昇する傾向が見られた時期を狙って売却するのも戦略の一つです。
冷凍冷蔵ウィング買取実績
-
いすゞ ギガ 冷凍冷蔵ウイング
年式: 2016年(平成28年) 走行距離: -万km 型式: QKG-CYJ77B 形状: 冷凍冷蔵ウイング -
三菱ふそう スーパーグレート 冷凍車(冷蔵車)
年式: 2011年(平成23年) 走行距離: -万km 型式: LKG-FU55VZ 形状: 冷凍車(冷蔵車)
トラック買取の口コミ
[冷凍冷蔵ウイング買取]
-
秋田県 A様 (いすゞ・ギガ・冷凍冷蔵ウイング・年式:2011年/平成23年)
様々な一括査定で10社に査定を出しましたが一番高く買い取ってもらいました。
人気形状・買取が多い形状
- 平ボディ
- アルミウイング
- アルミバン
- アルミブロック
- トラッククレーン
- ダンプ
- ダブルキャブ
(Wキャブ) - 冷凍冷蔵車
- トレーラーヘッド
(トラクターヘッド) - 高所作業車
- セーフティローダー
- セルフローダー
- クレーン車
- ミキサー車(コンクリートミキサー)
- マイクロバス
- コンテナー
- パッカー車
- セルフ・重機運搬車
- タンク車
(タンクローリー) - フォークリフト
- ユンボ(油圧ショベル・バックホー)
- アームロール
- キャンピングカー
- 軽トラック
- 幌車
- フックロール
- ウイングトレーラー
- 幌ウイング
- パネルウイング
- パネルバン
- 冷蔵冷凍ウイング
- レッカー車
- 穴掘建柱車
- バキュームカー
- バルク車
ダンプ
- ダンプ
- 深ダンプ
(土砂禁ダンプ) - Fゲートダンプ
- Lゲートダンプ
- 三転ダンプ
- スライドタンプ
- ダンプクレーン付
- チップダンプ
- ファームダンプ
- リアダンプ
- ローダーダンプ
- ロングダンプ
- サイドダンプ
- 重ダンプ
クレーン
セーフティローダー
ミキサー車
監修者

-
- トラック王子
- 中古トラック買取業界で10年以上の実務経験を持つ査定・販売の専門家です。元々大手中古トラック事業「トラック王国」のWebデザイン&マーケティング担当として長きにわたり活躍。現在は『トラック買取・一括査定』の監修者として、皆さまに信頼できる情報を提供。
-
査定だけでも大歓迎!

